コレクション: 箔座

金沢箔/箔座
ただ「存在する」金箔の美しさ。



箔座について


箔座の歴史は、約1世紀前、金箔打ちの名匠が高岡金箔店を創業したことに始まります。その後、同社は日本の伝統的な技法を用いて手打ちで作られる「縁付け金箔」の製造を開始しました。
彼らの理念は「金箔が存在するだけの未来を築く」ことです。
箔座は、国宝や重要文化財の修復に携わりながら、金沢箔の伝統技法を守り続け、その静かな輝きを現代に伝える新しい試みを行っています。
縁付け金箔は、400年以上の歴史を持つ日本独自の技法で、文化遺産の修復に不可欠な選定保存技術として政府により正式に認定されています。
この工程では、金箔を叩く紙として手漉きの雁皮紙を使います。
職人たちは、水、藁灰汁、柿渋、卵白など、天然の材料を使って半年かけて丹念に準備することで、金箔を可能な限り薄く叩く繊細な工程に耐えられる紙を作り出します。
生産が手打ちから機械工程に移行しても、この伝統の精神と中核技術は変わることなく、揺るぎない精度で受け継がれています。
2023年春、箔座は新たな取り組み「HAKU WORKS」をスタートしました。
このプロジェクトは、金箔の存在、意味、そして可能性に光を当て、多様な素材、空間、現代デザインとのコラボレーションを通じて、金箔の新たな、未発見の表現を探求します。
伝統に根ざしながらも時代とともに進化し続ける
箔座の金箔は、過去から未来へ美を繋ぐ、まさに日本の輝かしい芸術です。


金沢箔

1/10,000ミリの薄さ。日本の黄金の光の芸術。
金沢金箔は日本の金箔生産量の約98%を占め、日本で最も有名な伝統工芸品の一つとなっています。
400年以上の歴史を持ち、茶道具、仏壇、建築内装、絵画などを彩り、何世紀にもわたって日本の美的遺産を支えてきました。
その起源は、武士と戦国の時代であった安土桃山時代(16世紀後半)に遡ります。当時、金箔は領主にとって権威と洗練された美の象徴でした。
金沢の湿度の高い気候と良質の水は金箔作りに理想的な環境であり、金箔工芸がこの地域で繁栄し、深く根付くことを可能にしました。その伝統は今日まで続いています。
金箔は、純金をわずか0.0001ミリの厚さに叩き伸ばして作られます。
伝統的な「縁付け」技法では、手漉き和紙と天然素材を使用し、並外れた精度、時間、そして忍耐を必要とします。
その結果、単なる装飾素材ではなく、生きた光の表現、つまり空気と呼吸するほど薄い金の膜が、動くたびに柔らかくきらめきます。
金沢の金箔は日本の黄金の芸術性を体現しており、調和、職人技、静かな輝きの永続的な象徴です。