コレクション: 薩摩びーどろ工芸

薩摩切子 / 薩摩びーどろ工芸
わずか20年で、新たな技が誕生した。
そして職人たちはその限界を追求し続けています。

1世紀前の輝きを蘇らせる職人

薩摩びーどろ工芸は、約150年前に薩摩で生まれ、わずか20年で消滅した“幻のガラス工芸”薩摩切子の復活を目指すガラス工房です。

1994年の創業以来、鹿児島のガラスの可能性を追求し続け、 「光」「色」「匠の技」を三本柱に薩摩切子の新時代を築いてきました。

失われた薩摩切子の色彩の復元

当初から、彼らの課題は、かつて存在していたものの、もはや再現不可能な、長らく失われていた「色」を復元することにありました。彼らは、金赤(きんあか)、瑠璃(るり)、藍(あい)という3つの代表的な色調から始め、緑、黄、金紫、黒、赤銅色、そして最後に、パレットを完成させる柔らかな琥珀色といった新たな色調の再現に約20年を費やしました。

今日でも、職人たちは伝統を超えて、芸術を豊かにする新しい色を探し求め続けています。

「感動の美しさ」

150年前に失われた色彩の記憶を呼び覚ますことで、精密さと温かみを兼ね備えたガラスを生み出しています。鋭いカットに微妙な丸みが加わり、 「触れたくなる美しさ」が生まれます。

これは単なる修復ではなく、現代の感性を通して伝統を贅沢に再解釈したものです。